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高齢産卵鶏における飼料添加グルコサミンの生産性、卵殻品質、肝臓健康に対する効果と機序

出典:
Animals : an open access journal from MDPI. 2026;16(6)
DOI:
10.3390/ani16060910
キーワード:
in vivo, 肝疾患, 作用機序, 飼料, 骨への作用
要旨:
"筆者らは、高齢産卵鶏の生産性、卵殻品質、肝臓健康に関連するグルコサミンの効果と機序を検討した。
総計144羽の高齢産卵鶏をランダムに対照群、0.15%グルコサミン群、および0.35%グルコサミン群に分け、4週間飼料を与えた。
実験結果は、グルコサミンが高齢産卵鶏の産卵率、卵殻強度、卵殻厚さを有意に改善し、飼料要求率を低下させた(p < 0.05)。
具体的には、0.35%グルコサミンは脂肪肝を軽減し、血清中のアスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST)、トリグリセライド(TG)、マロンジアルデヒド(MDA)のレベルを有意に低下させ、アルブミン(ALB)とグルタチオンペルオキシダーゼ(GSH-Px)のレベルを増加させた(p < 0.05)。
さらに、遺伝子配列決定の結果は、グルコサミンが肝臓においてPPARA、ACOX1、GSTT1、CATなどの脂肪酸分解および抗酸化遺伝子の発現を有意にアップレギュレートし、一方でPPARG、FASN、TGFBR2、TNF-αなどの脂肪酸合成および炎症遺伝子の発現をダウンレギュレートしたことを示した(p < 0.05)。
加えて、グルコサミンは卵殻基質タンパク質遺伝子の発現も増加させた(p < 0.05)。
これらの結果から、グルコサミンは脂肪酸代謝、炎症、抗酸化経路を調節することによって肝臓健康を改善し、卵殻基質タンパク質合成を促進することによって卵殻品質を向上させることが示唆されたと筆者らは述べている。"