50周年のあゆみ|安心・安全な『キチン関連総合メーカー』なら甲陽ケミカル株式会社

事務所の外観

50周年のあゆみ50周年のあゆみ

ANNIVERSARYおかげさまで、甲陽ケミカル株式会社は
創業50周年を迎えることができました。

ANNIVERSARYおかげさまで、
甲陽ケミカル株式会社は
創業50周年を
迎えることができました。

工場前に立つ代表
名誉会長 赫 勲男
おかげさまで、 2024年2月20日に甲陽ケミカル株式会社は創業50周年を迎えることができました。

創業以来、私たちは幾多の困難を乗り越え、今日の基礎を築いてまいりました。これはひとえに皆様の絶大なるご愛顧とご支援の賜物であり、心から感謝申し上げます。
甲陽ケミカルは創業者の赫勲男が35歳の時、前職から独立し、工業薬品の販売会社を立ち上げたことから始まりました。販売会社としてスタートして10年後、カニの殻から得られる天然の凝集剤、キトサンの事業化に至る出会いがありました。この新しい挑戦は、私たちの成長の大きな要因となりました。
特に、キトサンは健康食品素材としての認知が高まり、需要が拡大しています。そして、アメリカにおけるグルコサミンのブームも私たちの事業に新たな展望をもたらしました。今や、日本国内でグルコサミンの原料販売量のトップを誇るまでに成長しました。
これからの50年に向けて、私たちは「進取の精神」を持ち続け、日本を軸に東アジア、東南アジアへと活動範囲を広げていく所存です。お客様と共に成長し、さらなる繁栄を目指してまいりますので、今後とも変わらぬご支援とご鞭撻を心よりお願い申し上げます。
50周年のアイコン

ENCOUNTERカニ殻との出会い

ENCOUNTERカニ殻との出会い

蟹
顕微鏡
研究中の道具
販売会社としてスタートして10年ほど後、某大手商社の友人よりカニの殻より天然の凝集剤(キトサン)ができる。食品会社から出る排水からタンパク質を回収して、飼料等に有効利用したいが天然の凝集剤を使用しないことには飼料や食品として使用ができないので、キトサンの製造を共同で事業化しないかと打診されました。
一般の石油系の高分子凝集剤や鉄系及びアルミ系等、凝集剤については私の得意分野であったゆえ産業廃棄物であるカニ殻から有要物質が作れるこのテーマに飛びつきました。
それからの10年はキトサン漬けの毎日でした。
キトサンのオーソリティー鳥取大学教授の平野先生にご教授を受けながら、境港でのキトサン製造に辿り着き、販売のため全国を飛び回った日々が思い出されます。
その後キトサンが機能性素材として多くの機能が次々と発表され、健康食品素材としての認知もされるに及んで、キトサンの需要は大きく広がりました。
またその頃、サプリメント先進国のアメリカにおいてはキトサンの需要もさることながら、同じ甲殻類から製造されるグルコサミンが関節痛に良いということで爆発的に売れているという情報をキャッチし、いち早くグルコサミンの製造研究に取り組むこととしました。
今日、日本国内でグルコサミンの原料販売量のトップの座を築けているのも、弊社がキトサン及びグルコサミン等キチンに関連した専業メーカーの立場を貫いていることによるものと思われます。

SAFE AND SECURE経営の世代交代

SAFE AND SECURE経営の世代交代

代表と県知事を含む男性3名
弊社は2005年に経営の世代交代が終わっています。
私が掲げていた進取の精神を持ちつつ、薬食産業(安心で安全な、健康に寄与する確かな機能を持つ食品産業)を進めることで日本がより明るく、より健康な社会となるための一翼を担える会社になって欲しいと考えております。
皆様のおかげをもちまして弊社は50周年を迎えることが叶いました。これからも皆様の事業と社会の発展とともに半世紀を迎える企業を目指したいと存じます。今後とも変わらぬご指導ご支援のほどよろしくお願いいたします。

※2010年2月 平井伸治鳥取県知事(写真中央)と工場前にて撮影